友人に以前譲った、オメガのダイナミッククロノグラフが止まってしまったとのことで、修理を引き受けました。
![イメージ 1]()
止まりの原因はダイヤルスクリューの脱落だったのですが、前回のオーバーホールから3年ほど経過していましたので、ついでに分解清掃を行いました。
クロノグラフのリセットヨークと呼ばれるパーツが曲がっていたので、修正を試みたところ、根元からポキッとおれてしまったため、炭素鋼の板を発注して、それを削り出して自作しました。
クロノグラフのリセットヨークと呼ばれるパーツが曲がっていたので、修正を試みたところ、根元からポキッとおれてしまったため、炭素鋼の板を発注して、それを削り出して自作しました。
これが折れてしまったリセットヨーク。
理由は分かりませんが、リセットボタンの軸も曲がっていました。
理由は分かりませんが、リセットボタンの軸も曲がっていました。
折れてしまったレバーの形状を参考に、炭素鋼の板を切り出します。
ピンで留められている部分にザグリ加工がされていたので、旋盤+セメントチャックでザグリ加工を行いました。
最後に曲げ加工を施し、油焼き入れを行い完成です。
ちょっと磨きが足りないので色味が違いますが、問題なく機能してくれます(^^)
無事ムーブメントも組みあがったのですが、針をつけているときにまた問題が発生…
無事ムーブメントも組みあがったのですが、針をつけているときにまた問題が発生…
続きはまた後日。